ヘラクレスのブリードを始めて5年が経ちました。
2015年に初めてのヘラクレス成虫140mmを手にし、
ブリードを始め、どっぷりとハマりました。
以前からこのブログで、
「無血統140mmからいつか170mmUP出てくれるといいな〜」
「170mmUPしたら血統名つけるぞ!」
こんなことを言っていた気がします。
そしてついにそれが実現しました!
2019年12月20日
初めて手にした成虫、無血統140mmの累代から170mmUPが羽化してきました。
27Aラインから
27A-10 171.5mm
ツイッターに羽化したての時に計測動画を上げましたが、
1ヶ月以上経ち、固まったと思いましたので計測しました。
やはり1mm以上縮んでいましたが、170mmUPは変わりなし!
youtubeに計測動画をあげましたので見てみてください。
2015年当時はギネスが170mmぐらいだったような気がします。
2020年2月現在では170mmUPは多くの人が出しており、珍しくもなんともないですが、
私にとって今回の170mmUPは特別です。
初めて手にした成虫、無血統、ここから築き上げて出てきた170mm。
こんなに嬉しいことはありません。
この個体、胸角は細いです。めっちゃ細い(笑)
今のヘラクレス界は太くないと的な感じですので、
おそらくマニアの人たちからすればあまり価値を感じない個体かもしれません。
そんな細い個体ですが、
私にとっては大事なお気に入り個体。
そして、ついに血統名をつける時がやってきました。
実は以前から170mmUP出ればこの血統名にするぞと決まってました。
それは、
「Fender」です!
なぜかを説明しましょう。
一部の人にしかわからない話になりますが、お許しください。
私が昔、初めて手にしたエレキギターがあります。
これです。
ここから血統名をいただきます。
・初めて手にしたエレキギター
・初めて手にしたヘラクレス
・Fenderのサウンドは細くシャープ
・27Aラインは細くてスタイリッシュ
こういうことです。
ということで、27A-10 171.5mmは
「Fender」と名付け、
Fender血統としてブリードします。
我が家にはGibsonもいますし、Fenderも誕生しました。
次は何にしましょうか(笑)
Fenderは後食までまだまだですが、
どのメスをかけたらいいかなとワクワク考えてます。
次世代ではせめてもう少しツノが太くなって欲しいな〜(笑)
シングルコイルをハムにしましょうか(笑)
さて、もう一つやりたかったことがあります。
それは元親(祖父)との比較です。
標本に残してますので、取り出して写真を撮りました。
左 Fender 171.5mm
右 祖父140mm
どうですか!
こんなに大きくなってくれました!
よくぞここまできてくれた!という感じです。
感慨深いです。
Fenderの幼虫時データですが、
最大体重 142g
前蛹体重 121.6g
でした。
Fenderのラインである27Aラインは、
・幼虫期間が長い。
・超健康的で不全は出ない。
という特徴があります。
メスでも羽化まで2年かかってます(笑)
このピュアな血でありながら(ピュアって、、、(笑))
サイズが出るというのは大変貴重だと思ってます。
まあ細いですけどね(笑)
しかし、言霊てすごいですね。
「無血統140mmからいつか170mmUPが出てら嬉しいな〜」
と書いてたのが見事に実現しました。
なので書いておきます。
「Fender血統からいつか200mmUPが出れば嬉しいな〜」(笑)