冬の梱包実験 ダンボールvs発泡箱(後編)

ヘラクレス

久しぶりにこれを立ち上げました。

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「出たよMac信者」と思われましたね(笑)

まず告知を!
ガレージセールを5月2,3,4の3日間、開催予定してます。
是非お越しください!
遠方の方、関東への旅行計画を今のうちに!(笑)
またお知らせします。

本題いきましょう。

前編でダンボールの圧勝と結論を先に述べました。
具体的に数字を見ていきましょう。

PM7:30に車のトランクに投入。
翌日PM2:30に開封。
車はセダンタイプです。

実際の発送では、トラックに乗せられ中継所で仕分けされ、
またトラックに乗せられてと、箱は揺さぶられる状況です。
それを想定して、私は夜中に作業の合間に2回ほどですが、
わざと箱を軽く揺さぶりに行きました。
カイロもその方がちゃんと発熱するでしょうし。

それでは開封状況をいきましょう。


開封前のトランク内の温度は10℃でした。
(温度計の時計は合わしてないので気にしないで下さい)

まずは発泡箱からいってみましょう。

開封時の温度12.6℃

ヘラクレスの後食済み成虫にとっては問題なしの温度です。

最高温度は、

18.2℃

カイロ2個の割にあんまり上がってないですね。
カイロの状況ですが、
桐灰の24時間カイロはまだ発熱してましたが、
アイリスオーヤマの20時間カイロは硬くなり発熱してませんでした。
20時間持ってないじゃないか(笑)

最低温度は、

11.3℃

10℃切ってないので合格ですね。

そしてヘラクレスの状況は、

問題なく元気です!
(角が曲がってるのは最初からです。)

さて次にダンボールをいきましょう。
まず開封時の温度は、

17.3℃

完璧です!

最高温度は、

26.3℃

おおー結構上がりました。
これ以上上がると逆に危険ですね。

最低温度は、

14.6℃

文句なしですね!

カイロ2個の状況は発泡箱と同じ状態でした。

成虫の状況は、

もちろん何の問題もなく元気です!

ダンボールの圧勝!

どうですか、意外な結果と思われた方が多いのではないでしょうか。

世間的には発泡箱の方が外気の影響が少なく、
カイロの熱を維持しやすいと思われてますよね。
私もそう思ってました。

しかし、今回の実験で事実がわかりました。
本当に実験してよかったな〜とつくづく思います。

この事実を知った後、ヘラクレスの発送はもちろんダンボールです。
実際、あれから何件も送りましたが全て無事に届いています。
送った後、その地域の最低温度をチェックしてましたが、
今のところ最低気温1℃だった日や、
雪が散らついた日も無事に届いています。
梱包は前編で紹介したやり方と同じです。

一番寒い時期はこれからで、最低気温が0℃以下になる日も増えてきますが、
その時は、カイロを1つ増やすか、
ダンボールinダンボールの二重梱包などで対応しようかと思ってます。

以前、私の真冬の梱包を紹介した時は、
発泡箱とダンボールの二重梱包でした。
最後に覆われてるのがダンボールなのがよかったようです。

今回の実験で判明したこと、

冬の発送に発泡箱はいらない!

発泡箱のみで送るのはダンボールよりも死着率を上げる事になる。

ヤフオクでヘラクレスを買う時、
わざわざプラス料金を払い発泡箱で送ってもらう、
これがどういうことかわかりますよね?(笑)

たまにあるプラス料金を払うオプション梱包、
あれはいかがなもんでしょうか。

以前も書きましたが、

生き物を売る以上、生きて届くようにするのは当たり前。

「生きて届けて欲しかったらプラス料金でオプション梱包を選びなさい」
て、、、
どんだけ〇〇いねん!(笑)

ネットでガラスのコップを買ったとします。
「割れずに送って欲しかったら特別梱包料を払いなさい」
これと一緒ですよね?

以前、生体ではありませんが虫のDVDをあるショップで買ったんですが、
梱包料としてプラス料金を請求されました。
あれにはビックリしましたね。
DVD1枚送るのに梱包料ですか、、、
届いたのは普通に封筒に入ってましたよ。
どんな豪華なケースに入ってくるのかと思ってたんですけどね(笑)
まあ、寄付の精神ということで(笑)

さて最後にまとめておきましょう。

発泡箱

開封時 12.6℃

最高温度 18.2℃

最低温度 11.3℃

ダンボール

開封時 17.3℃

最高温度 26.3℃

最低温度 14.6℃

これが事実です!

 

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