chaser裁判物語 3

chaser裁判物語

建築基準法違反

我が家は法22条区域であり、法23条区域にも当てはまります。
下の写真は我が家の確認申請書です。↓


法22条区域には、下記引用のように決まりがあります。

法22区域は、正式には建築基準法第22条指定区域といい、防火地域・準防火地域以外の木造住宅地に指定されます。

法23条区域とは、建築基準法23条の規定により、木造建造物などで、お隣に燃え広がる延焼(えんしょう)のおそれのある外壁について、準防火性能を有する構造にしなければならないことをいいます。

建築基準法第23条には、法22条区域の建築物とあることから、法23条区域は法22条区域と重複しています

2021年6月19日
新築自宅のホームインスペクションを受けました。

費用は12万円ほどかかりましたが、
「受けてよかった〜!」と心底思いました。
当時Twitter上で勧めてくれた方々には本当に感謝してます。
人の意見は聞くものです(笑)

そしてホームインスペクションで多くの問題があることが発覚しました。

その一つに上記の「法22条区域」の決まりに違反してました。

下が調査報告書の該当ページです。

つまり、室内側に石膏ボードを貼らなくてはいけないのですが、
貼ってなかったんですね〜
2Fの屋根裏も同様の違反でした。

違法建築です。 

補修要求

2021年6月末ごろ
ホームインスペクションの建物調査報告書を相手弁護士に送付し、
指摘された部分の補修を要求しました。

数日後、修繕方針が送られてきました。
↓K側弁護士からの返信

「14  準防火性能について(47頁,49頁,50頁,)
建築基準法22条区域内の建物の延焼のおそれのある部分については,同法2条6号に,延べ面積500m²以内の同一敷地内にある建物については一つの建築物とみなす旨の定義規定があります。本件建物については,筆は分かれていますが,その両隣に母屋,ブリードルームといずれもchaser家の建物が並んでおります。 そして,それら3棟の延べ床面積は500m²以下です。そのため,本件建物については,法22条区域内の建物としての準防火性能が要求されていないと考えられます。」

この部分の補修を拒否してきました。

これを見て、素人の私たちは「そうなんや〜」と一瞬納得しかけました。

しかし、ホームインスペクション時、
一級建築士インスペクターのNさんは、かなり重大違反と言っていた記憶がありました。
そこで、Nさんに連絡を取り、相手から返ってきた内容を伝えました。

嫁が電話で話をしたのですが、
嫁曰く、上の話をしたとたん、穏やかなNさんの声色が変わり、
厳しく相手の返信を批判しました。
このままだと違法建築ですよ。と。
嫁はちょっぴり怖かったそうです(笑)

そして私たちは、相手弁護士に再度その部分の補修を要求しました。
すると「直します」と返事が来ました。

一度拒否した部分なのに、やっぱりやると。
ん?ということは、やっぱり、、、
素人を騙して補修をしないで済まそうと、、、
なんて奴らだ

確認申請

うちの土地には3つの建物があります。

この土地は、
祖母宅と新築は住所が別です。

見た目は繋がってるので、一つの敷地には見えます。
しかし、祖母宅と新築は正確には別の敷地となります。

家を建てる時の確認申請書では、下の図のように、新築部分で確認申請をとっています。

つまり、同一敷地内には建物はないのです。

下の写真は、我が家の確認申請書です。
確認申請書にもそう記載され通ってるのです。↓

つまり間違いなく違法建築なのです。

Nさんが厳しく言うのは当たり前なのです。

そこで、もう一度K側弁護士の言い分を読むと、
母屋という言葉をわざわざ使い、
あたかも同一敷地内に3つの建物があるかのように思わせ、
法22条区域の防火措置をしなくてもいいかのように
素人の私たちを騙し、補修を避けようとしたことがわかります。
だいたい祖母宅は母屋ではなく、隣にある祖母宅なだけなのです。

もう一度言おう

なんて奴らだ

手直し等報告書

インスペクションで出たその他の問題も後日取り上げます。

さて、違反部分は結局直してもらう事になりました。
1階天井裏、2階屋根裏など、
我が家でいうと東側の壁の石膏ボードがない部分に、石膏ボードを入れるということです。

そして工事が終わり、
手直し等報告書が届きました。
下のがその一部です。

全部で22ページでした。

どの部分か分かりにくいのもありましたが、
全部やってもらえたと信じて、引き渡しへとなりました。

信じてね、

信じますよね、普通

弁護士も入ってるし、さすがに信じますよね、、、

ノンフィクション

そんなこんなで引き渡しを受け、お金も払い、
さあ引っ越すぞと言う時に、例の虫問題が出てきたわけですよ。

そして、ある日ある事(後日記載)があり、
もう一度ホームインスペクションを受ける事になりました。

そこで凄いことが発覚です!

なんと!

直したと報告された防火措置、

1階部分が何も変わっていませんでした〜

、、、、

いや〜、もはや言葉がでないです、、、

インスペクターは前回と同じNさんに頼みましたので、
状況はよくわかってます。

私たち3人は唖然としましたね

ここで嘘はありえないでしょ(笑)

これは詐欺です!

マジ詐欺です!

↓2回目のホームインスペクションの報告書
該当ページ

人間てすごいですね(笑)

2階屋根裏部分はやってました。

2階屋根裏は点検口から入れるので、比較的簡単に補修できる部分で、
1階天井裏などは、一度天井を壊したりしないといけない工事で、
かなり大変な作業になるとNさんに聞いてました。

ここでもう一度、手直し等報告書を載せてみます。

よく見てみると、
どこの場所か書いてないんですね〜

これは2階屋根裏の様子のようです。

あたかも1階もやったかのように見せかけようとして、場所を書いてないとか、、、

Kはまぎれもない悪質工務店でしょう

そしてK側弁護士も同罪だ

詐欺に加担したと言わざるを得ない

Kが自分の弁護士に全て補修しましたと言って騙した可能性はあるが、
私たちは弁護士とやりとりしてましたからね

しかし、簡単な事だけやり、大変な作業部分をやらずにやったと客を騙す

しかも違法部分でです。

本当にKは真庭市の恥だ

2022年2月26日現在、
我が家はまだその部分が補修されておらず、
違法建築のままです。

言っときますが、この裁判物語全て事実ですからね!

一切盛ってません。

ノンフィクション!!

次回もお楽しみに!

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