chaser裁判物語 6

chaser裁判物語

本訴と反訴内容

2022年1月
ついに裁判が始まりました。

と言ってもお互いの弁護士が裁判所でやりとりするので、
私たちは終了後の報告を受けるといった感じです。

裁判での主張をまとめておきますと、
K側 本訴「ブリードルームの残金を払え」
当方 反訴「新築、ブリードルームの修補請求・修補に伴う損害賠償請求を主張」

という感じです。

裁判1回目

さて、1回目はどんな内容だったでしょうか。

・本訴、反訴の内容確認的な事

・原告第1準備書面の事

・裁判所として一級建築士の専門家を選任し,審理に関与してもらうことも検討している

といった内容でした。

K側から出された原告第1準備書面のスクショ↓

これはブリードルームの事です。
天井裏のカビとは、ブリードルームのホームインスペクションで、
天井点検口裏にカビがあったのですが、
天井裏全体にインスペクターが入る事ができなかったため、
カビが全体に広がってないかの確認と、
断熱材の不備もあったので補修してもらう予定でした。

また後日写真載せますが、
ブリードルームで断熱材の不備はあかんやろ!
温度管理のための建物や言うて注文したやん!

あと、日程調整等の回答がないとありますが、
私たちは虫侵入問題で奔走してるため後にしてくれと回答してます。

思い出します、、、
この時、虫問題を早く解決し、新築に入居できるように必死だった私たち。
そんなタイミングで訴訟を起こしてきたK。
なんという人間なのでしょうか、、、
本当にショボい奴だ。

現地確認

当方弁護士が、
原告第1準備書面記載の現地確認の対象は, ブリードルームのみなのか,反訴請求の対象となっている建物も含まれるのか。
という問いに対し、

K側弁護士
新築建物については,主張内容次第では現地確認するまでもなく対応できない場合も考えられるため,反訴状の内容を確認した上,原告本人の意向も踏まえて,現地確認の対象については追って回答する(1 週間程度)。

ということでした。

裁判所から,
今後の進行について,
①原告にて反訴状の内容を確認の上,現地確認の対象等について当方に回答の後,
②日程調整の上,現地確認を行うこと,と平行して,裁判所として本訴と反訴を合わせて同時に解決できるように審理を進めるべく その方法について検討する

といった感じで1回目の裁判が終わりました。

そして、当方弁護士とK側弁護士とで現地確認をする日程調整が行われ、

2月のある日に現地確認の日が決まりました。

予想外すぎる出来事

現地確認日の1週間ぐらい前だったでしょうか、
当方弁護士から連絡が入りました。
「K側弁護士から電話があり、2月の現地確認はできない」
と言われたようです。

理由は、KとK側弁護士の方針が食い違っており、
K側弁護士が解任されそうとのこと。

えっ!

マジか?

おもしろすぎやろ(笑)

K側弁護士はまた後日に当方弁護士へ連絡しますという事でした。

そして数日後、
当方弁護士から連絡が来ました。

K側弁護士から

Kの代理人を辞任した

という連絡があったと。

おぉーーー

これはマンガ的展開や〜(笑)

、、、、、、、、、、、

いや〜、これノンフィクションですから!

なんという展開なんでしょうか(笑)

どうやら、
K側弁護士は、
「補修すべきところは速やかに補修して、争うところは裁判所の判断に委ねるべき」
というスタンスでKと話をしていたようですが、
Kは、
自分の弁護士の方針を拒否し、
「現地確認行かない」
「補修しない」
ということらしいです。

酷い!

なんて奴だ!

不誠実極まりなし!

K側弁護士は正しい。
辞任して正解でしょう。

実質はKが解任したのか、弁護士が自ら辞任したのか、
真相はわかりませんが。

K側弁護士さん、ご苦労様でした。

天網恢恢疎にして漏らさず

さて、
私たちはこの辞任事件によってKが絶対に補修しないというのがわかりました。
新築へ入居できる日も遠のいたという事でもあります。

補修してくれる業者を見つけなければなりません。

もう完成から10ヶ月、引き渡しから7ヶ月経ってます。
新築がオブジェに見えてきました(笑)

今私たちは元祖母宅に荷物だらけの窮屈な生活をしています。
横浜からの荷物はもう1年開封されずに置かれたままです。
それを考えると本当に悲しくなります。

ここまで待たされ、不誠実な対応をされ、嘘をつかれ、
レベルの低すぎる仕事をされ、、、

このKという人間は許してはいけないし、
天も許さないでしょう。
「天網恢恢疎にして漏らさず」

ちょっとムズめのカッコいい言葉を!(笑)
意味は↓

善は必ず栄え、悪は必ず滅びる、天の網の目は一見粗いようだが、決して悪を見過ごすことはない。 悪行には必ず天罰が下るということ。 「恢恢」は、網の目の大きく粗いこと。 「失わ」は、「漏らさず」ともいう。

最後に、
新築の欠陥を一つ載せておきます。
2階の部屋の巾木とフローリングの隙間

しっかり仕事しろ〜
どんだけ下手くそやねん!

さて、裁判2回目はどうなるでしょうか、
Kはどんな新たな弁護士をつけてくるのでしょうか?

つづく

タイトルとURLをコピーしました