2018年3月現在、
ヘラクレスの160mmUPはもう特別大きなサイズではなくなりました。
私がヘラクレスの成虫を初めて買った2015年では、
160mmUPは結構な大型扱いだったと記憶してます。
そろそろヤフオクなどでも170mmUPが普通に出回る予想をしてます。
ギネス181mmのamazonico血統個体も去年多くの人に渡ってるので、
そろそろ羽化してきてもおかしくない時期になってきました。
順調に育てれば多くの人が170mmUPを羽化させるはずでしょう。
そんな中、160mmUPが羽化しても普通の事ですが、
先日うれしい160mmUPが羽化してきました。
163mm前後で羽化してきたこの個体、
11Bライン(1Aライン×5Bライン)
の個体です。
1Aラインは以前から何度も書いてますが、
私が初めて買ったヘラクレス無血統140mmのブリードラインです。
このラインから多くの幼虫を育てて、1頭だけ160mmが出ました。
その160mmが出る前に、
同腹兄弟の143mm程度の個体を使い、
11Aライン(1A×1A) インブリード
11Bライン(1A×5B)アウトブリード
をしていました。
今回の163mmはアウトの11Bラインからです。
角も太くなく、普通の形ですが、
私にとっては非常にうれしい163mmなのです。
初めてのヘラクレス無血統140mmから
ここまで血が育ってきたということがなんともうれしいのです!
さて、
その原点の個体140mmの標本を久しぶりに出してみました。
これですが、
今見ると、小さい!(笑)
やはり140mmは今の時代では小型ですね〜。
この個体からの子、唯一の160mm個体、
1A-48はまだ生きてます。
もう動きも鈍いですが、フセツとれとかなく綺麗な状態を保ってます。
この1A-48は1メスだけでブリード済みです。
比較してみました。
やはり親子で、角の形の種類が似てます。
太系の形とは違いますが、なかなかいいと私は思います。
今回羽化してきた163mmともやはり形が似てます。
今回の世代で、早々と1A-48(160mm)を超えた163mmが出てきた事、
かなりうれしい出来事でした。
いつかこの無血統140mmからの血で170mmUPが出たら、
血統名をつけたいと思ってます。
実現してほしいな〜。