小パン飼育してますか?
もう2年ほど前になるでしょうか?
このブログで我が家は小ケース、パンケースで飼育してることを紹介しました。
そしてパンケースから170mmUPのSDUが誕生しました。
あのあと大反響で?(笑)
賛否両論あったようです。
何人もの方が「うちでもパンケースに移行しました」
というコメントをたくさんいただきました。
あの時ぐらいから小パン飼育で育てた方達もそろそろ1サイクルいく頃ですよね。
どうでしょう?
結果はよくなってませんか?
自己記録更新されてませんか?
小パン飼育をされた方はわかると思いますが、
大きなケースで飼育しなくても体重は乗りますよね。
「ケースの大きさに合わせて大きくなろうとする」という理論は
ヘラクレスには全く通用しない理論だという事も分かったと思います。
小さいケースでは幼虫体重はせいぜい150g程度までしか乗せられない?
小パン飼育を紹介した後、
ネット上でいろんな意見を目にしたり、他の方から聞きました。
それらはこんな感じだったでしょうか。
- 小さいケースでは幼虫体重はせいぜい150g程度までしか乗せられない
- 高還元血統の幼虫にしか通用しない
- chaserはスペースの都合で小パン飼育をしている
- SDUは本当は大ケース飼育じゃないのか?
などなど色々と言われたようです(笑)
まず、「150g程度までしか体重を乗せられない」ですが、
全然そんな事ないですね。
この3頭は全てSDUラインです。
以前のブログで載せましたが、
SDU-Cから9ヶ月で168gでしたっけ?
そんな幼虫も出ましたし。
写真以外の幼虫でも170g台は複数出てます。
高還元血統の幼虫にしか通用しない?
次に「高還元血統にしか通用しない」ですが、
確かにSDUは高還元です。
SDUの子世代(現世代)はさらに超高還元となっています。
ですが、高還元血統は一般的に、
「もともと体重があまり乗らないがサイズが出る」
こういう血統の事を言うと思います。
だとしたら上記のような180gUPとかの幼虫は高還元の枠からはみ出てますよね。
高還元血統だと前蛹体重も120g台ぐらいでしょうか、
しかし今まで前蛹140g台も複数出てます。
⬇️の動画はツイッターで投稿したやつです。
などなど十分な結果ではないでしょうか。
chaserはスペースの都合で小パン飼育をしてる?
次に「chaserはスペースの都合で小パン飼育をしてる」ですが、
小パン飼育にすると大きなケースで飼うより当然大量の幼虫を飼育できるわけですが、
私は大量の幼虫を飼育するのが目的ではなく、
大きくカッコいいヘラクレスを創るというのが目的です。
皆さんもそうでしょう。
もし大ケースの方が大きなヘラクレスが出るのなら全頭大ケースで飼育しますよ。
当たり前です、妥協なんてしません(笑)
大きければ大きいほどいいのであれば、
1頭入魂でバスタブで飼ってやりますよ!
SDUは本当は大ケース飼育じゃないのか?
小パン飼育になるまではいろんなケースで飼育した事は以前書きました。
その過程で「ケースの大きさ関係ないな」と感じてましたが、
SDUが出た時に「ほら!やっぱり!」と嬉しかったですね〜。
しょうもない嘘をついてる場合じゃないです(笑)
まあどんな時でも疑う人はいますからね〜。
私のブリードルームを今まで1人だけ見た事がある人がいます。
ガレージセールで大量に買っていただいたSさんと言う人です。
このSさんは私のブリードルームにはパンケース、小ケースでしか飼ってない事を知ってます。
Sさん、私が小パン飼育しかしてない事を言いふらしてもらっても大丈夫ですよ!(笑)
2.3Lボトルで170mmUP
私ではないのですが、
以前ヤフオクで落札してくれた方が2.3Lのボトルで170mmUPを出されたようです。
以前からケースの大きさは関係ない事を感じてた方は結構いるようです。
2.3Lボトルだと小パン飼育よりもさらにマット量とか少なく済みそうですし、
蛹室まる見えで
前蛹出し戦に負けることも少なそうです。
しかし、2.3Lボトルが取るスペースは、
実は小パンとあまり変わらなかったりします。
ボトル好きな方は試してみるといいですね。
今後はどうするか?
いい結果が出た個体をブリードしていく事により、
ヘラクレスはどんどん進化してきてますので、
今後体重200gUP、前蛹160gUPなどが普通になる時代が来るかもしれません。
体重200gぐらいまでは小パン飼育でいけるかな〜と思ってます。
それ以上になって来そうだと物理的にも厳しそうなので、
中ケースにしようかなと思ってます。
最後に改めて言っておきましょう。
「ヘラクレス飼育に大ケース必要なし!」
次回のヘラクレス記事ではパンケース、小ケースの欠点などを書いて見たいと思います。