ヘラクレスをブリードし始めてもう何年も経ちます。
今まで、たくさんの血を掛け合わせてきました。
インブリード、アウトブリード、
最近、ふと思ったのですが、
インブリードの結果が面白くない
と。
よく目にするのが、
「インブリで残したい」
「インブリできなくて残念」
「同腹のメスが欲しい」
などの言葉。
やたらインブリにこだわる人が多い感じです。
我が家では、
インブリで親を遥かに超える個体は出てきた事がない
というのが事実です。
そもそもインブリをする目的は、
「特徴を固定化したい」
「親と同じような個体を量産したい」
という事だと思うのですが、
よく考えると、
インブリは現状維持
大きく親を超え、もっと良い個体を出すまでには至らない
というふうに思います。
例えば、
我が家の180mmUPが出た
G-OAKS 175.5mmのライン
インブリードのラインが一番結果が良くなく、
167mmまでしか出てきませんでした。
アウトではほとんどのラインで170mmUPが出てます。
今までヘラクレスのギネス記録を出した個体は、
私の知り得る限り、
全てアウトブリード
のような気がします。
そして、
インブリでサイズも親超えをして、
さらにカッコよくなったという結果を、
聞いたり見たりした事がない(笑)
(知らないだけであるかもしれませんが、、、)
ヘラクレスはアウトブリードで進化していく。
やはりアウトブリードが面白い!
と、こんな事を最近思いながらブリードしてます。
画像は、
G-OAKS.33B 172mm 極太×Gibson系
大型極太狙いのブリード
「組み合わせの妙」による怪物個体羽化
を目指します!
まあ、アウトでオスもメスも優良血統なのに、
「うわっ、ショボ!」というような個体も出てきますけどね、、、(笑)
将来の掛け合わせのため、
他の血を混ぜずにインブリで残しておく
これもありですね。
↓ SDU-D in
特徴は引き継いだものの、
サイズで親超えならず。
我が家にはたくさんのヘラクレスがいますが、
常に冒険したいので、今季も新たな血を買ったりしてます。
次回は、
アウトブリード用に新たに迎えたオス2頭を紹介したいと思います。